八重瀬町独自の支援策、7件追加

 八重瀬町議会9月定例会が始まりました。

 コロナ対策として全員マスク着用、議場内の換気徹底、
 そして議長席と演壇と質問席には飛沫防止アクリル板を設置。
 質疑・答弁は自席ではなく執行部は演壇で、議員は質問席へ移動しての発言となりました。
 八重瀬町独自の支援策、7件追加
 ※令和2年八重瀬町議会第7回定例会(9月議会)日程
 
 一般会計補正予算では、国のコロナ対策臨時交付金を活用した八重瀬町"独自"の支援策、
 新規7件、予算追加3件が提案され、議員1名がその内容に意義があるとして反対しましたが、
 私を含め議員13名が賛成し、賛成多数で可決しました。
 
 今回可決した事業内容
 【予算追加した事業】
  1、一般廃棄物収集運搬における感染予防対策事業/52万円増額して163万円に
   マスクや手袋、消毒液等感染予防対策備品を支給する。
   家庭ごみ収集業者6者に加え、事業系ゴミ収集業者5業者も対象になった。

  2、映像産業を軸とした観光・産業振興と地域ブランディング事業/46万円増額して496万円に
   町PR映像を作成しアフターコロナに備えた観光誘客を図る事業。
   様々なシーン、場所で放映できるようモニターを追加購入する。

  3、緊急雇用対策事業/265万円増額して1,080万円に
   緊急雇用対策として町内環境美化作業員の雇用数を4名→6名に増員

 【今回追加された事業】
  4、特別定額給付金未受給者支援事業/590万円
   特別定額給付金(1人10万円)の対象者でありながら、何らかの事情により
   給付を受け取ることができなかった方に対して、同規模の家計支援をする。

   死亡者、辞退者の理由以外に、38名の未申請・未受給となっている。
   通知を受けているのにも関わらず、役場からの改めての案内で申請を
   行った件もあったことから、締め切り後もできる限りの支援するため。

  5、データ放送を活用した情報発信力事業/33万円
   QABのデータ放送を活用したコロナ感染情報発信を行う。
   月額55,000円×6カ月。

  6、税公金収納機設置事業/713万円
   役場内に券売機を設置して住民票等の手数料券を販売。
   対人での現金受け渡しを減らし、待ち時間を減らすなど感染防止対策を図る。
 
  7、保育所等従事者応援特別給付金/1,208万円
   認可保育園534名、認可外保育園14名、学童クラブ51名、児童館5名の
   町内児童福祉施設に勤務した職員へ感謝と慰労の意を表し応援する給付金。
   1人2万円。

  8、地域公共交通事業者支援事業/150万円
   町内タクシー、個人タクシー、運転代行業に登録車両1台あたり2万円を給付。

  9、通学(園)バス設置事業/1,772万円
   町通学(園)バス1台増車し、車内の3密防止や運行回数を増やし分散させるなど、
   コロナ感染拡大防止を図る。現有6台、発注済み1台に1台追加して8台となる。

 10、学生就学支援事業/500万円
   町内非課税世帯、ひとり親世帯で学生のいる世帯へ、
   学生(大学生、専門学生等)1人あたり2万円を支給する。
  
 ・第1次交付1億4,962万円(5月臨時会、6月定例会で可決
 ・第2次交付3億8,061万円(7月臨時会可決分と今回可決した分)

 今回で4回目の補正予算で合計54件の
 ”八重瀬町独自の支援策”が計画、実施されます。

 県内のコロナ感染も減少傾向にあり、緊急事態宣言も解除されましたが、
 日常では感染防止に努め、影響を受けられた方を支援し、
 地域社会と経済を立て直していかなければなりません。

 これからはウィズ&アフターコロナの時代となり、
 そのうえで新しい時代の生活、社会をつくっていくことが重要だと思います。

 これらの事業がその支援、支えとなるよう速やかな執行を促し、
 事業成果の検証、見直しなど速やかに取り組んでいきたいと思います。

 


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