「観光地美化作業」予算、約3割削減!町の景観維持は大丈夫?

令和7年度の予算案では、一括交付金事業の大幅な見直しが行われました。
その影響で、公園や文化財・道路など観光資源の維持管理を担う「観光地美化作業」の予算が対前年比約33%削減されることが明らかになりました。
一方で、町の一般財源に組み替えられて継続する事業もあります。
今回の議会で、この事業の見直しが地域に与える影響について質問し、町の考えを確認しました。
一括交付金とは、沖縄の実情に即してより的確かつ効果的に施策を展開するため、県が自主的に事業を選択して活用できる交付金です(内閣府HPより)。
八重瀬町では、これまで主に以下のような事業に活用されてきました。
●観光・地域活性化事業
・観光地美化作業(公園・文化財・道路などの景観維持管理)
・地産地消フェア、青年エイサー祭り、桜祭りなどのイベント開催
・「やえせのシーちゃん」を活用した観光プロモーション
●教育関連事業
・外国語指導強化、ICT支援員配置、学力向上支援、特別支援員配置
・スポーツキャンプ受け入れ事業
令和7年度、八重瀬町に交付される額は約3億7,800万円。町負担分約1億3,700万円とあわせて、一括交付金事業総額は約5億1,500万円です。
令和6年度当初予算では4億900万円の一括交付金が割り当てられ、総事業費は約5億5,400万円でした。
一括交付金の八重瀬町割当分が減額になったことと合わせ、今年度は、新たに「生涯学習・文化振興拠点施設」の設計業務(約3,900万円)を一括交付金事業に追加されたことで、事業総額がオーバーし、既存の事業の見直しと予算圧縮が行われました。
今回の見直しで特に影響を受けるのが、観光地美化作業です。
この事業では、公園・文化財・運動公園・道路沿いの草刈りや美化作業を実施しており、住民だけでなく観光客にとっても重要な事業です。
●R7年度予算: 約6,282万円
●R6年度予算: 約9,342万円
●対前年比:約33%削減(約3,060万円減額)

町の説明では、
「生涯学習・文化拠点施設は他に財源がなく、一括交付金を使う必要がある。今後3~4年はこのような配分になる。」
「教育関係の予算は削らなかった。」
「美化作業は他自治体と比較すると本町は予算を多くつけていた。今後はシルバー人材など民間委託に切り替えるなど見直しが必要。」
「大型事業が重なり、財政が厳しい状況での町としての判断であり仕方がない。」
「町の単独予算で委託費150万円も確保しているが、外部委託、除草剤活用など作業内容の見直しが必要。」
また、美化作業だけでなく、イベント事業についても削減が行われました。
●やえせ桜まつり
R6年750万円 → R7年520万円(▲約230万円)
●青年エイサーまつり
R6年560万円 → R7年200万円(▲約360万円)
●地産地消フェア
R6年230万円 → R7年184万円(▲約460万円)
一方、一括交付金事業であった「お出かけサポート事業」は町の一般財源で継続することになりました。
観光地美化作業には一般財源の投入は行われず、削減された分は補填されませんでした。ただし、道路管理委託業務として150万円が計上されています。
ほか、教育関連(外国語指導強化事業、学力向上支援事業、特別支援員配置事業)については、現状維持程度の予算が割り当てられています。
公園・文化財・公園・道路沿いなどの草刈りや美化作業は、住民や地域から年中要望要請がある、地域の大きなニーズのひとつです。
また、本町の観光振興においても、景観維持や祭りなどのイベント事業は、町民にとっても観光客にとっても大きな楽しみであり、本町の主要な事業のひとつ です。
今回の削減により、新年度の事業展開がどのようになるのか確認していきながら、一般財源の活用を含めた対応を提案していきたいと思います。
また、厳しい財政状況のなかで、補助金に頼るだけでなく、住民や地域、企業と連携し、自立した事業へと成長させることで、減額の影響を最小限に抑えながら、活気ある持続可能なまちづくりにつなげていくことも大切だと考えています。
町の未来を考えるために、ぜひ皆さんのご意見・ご提案をお寄せください!
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