宮城勝也｜八重瀬町議会議員

12月19日に行った一般質問「2034年国民スポーツ大会沖縄開催」について報告します。

沖縄県全体で開催されるこの大会は、八重瀬町にとってスポーツ振興や地域活性化の絶好の機会です。

今回は、「受け身ではなく、町として主体的に取り組む姿勢が必要」との立場から、町長に提言を行いました。

■質問の背景と意図
八重瀬町はこれまで、プロサッカーチームの練習拠点やスポーツキャンプの受け入れ実績があり、スポーツ文化が根付いています。

また、多くのスポーツ団体が活動していることも、町の大きな強みです。

しかし、以下のような課題も存在します。

〇東風平運動公園体育館の老朽化

〇町体育協会や地域スポーツ団体のさらなる活性化

〇町民のスポーツ参加機会の格差解消

国民スポーツ大会を契機に、町全体でスポーツを盛り上げる取り組みが必要であると考え、今回の質問を行いました。

■質問のポイント
〇大会を町としてどう捉え、どのように取り組んでいくのか

〇町内の体育施設の老朽化に対する整備計画

〇スポーツ団体の活性化施策の具体策

特に「競技会場としての誘致」と「町営体育館の改修」に焦点を当て、町の今後のビジョンについて町長に問いました。

■町長の答弁（要約）
町長からは以下のような前向きな答弁を得ました。

「補助金を活用して町営体育館の改修を進め、競技誘致を目指していく」

「サッカー施設は既に整備されており、競技誘致の可能性が高い」

■振り返りと今後の課題
今回の質問で、町長の積極的な姿勢を引き出せたことは成果です。

特に、「体育館改修」や「競技誘致」に関する方向性が示されたことは、大会に向けた前進と言えるでしょう。

しかし、いくつかの課題も浮かび上がりました。

〇「県の動きを見ながら」という受け身の姿勢が目立ったこと。
　 町独自のスポーツ振興策や計画を策定する意欲を示せると、さらに町長の取り組みを後押しできます。

〇施設改修の具体的なスケジュールが示されなかったこと。
　「改修計画の具体化や費用見積もりの時期」について、今後掘り下げる質問が必要です。

〇町民のスポーツ参加機会拡充への踏み込みが不足している点。
　 体育館の改修だけでなく、町民が気軽にスポーツを楽しめる環境づくりについても、議論を深めていく必要があります。

■最後に
国民スポーツ大会は、八重瀬町の魅力を全国に発信する大きなチャンスです。

今後も、町のスポーツ振興や施設整備の進捗を見守りつつ、議会の場で積極的に提言していきます。

「スポーツで町を盛り上げたい！」「こんな施設があれば良いのに」といった皆さんの声が町を動かします。ぜひ、率直なご意見をお寄せください。

一緒に八重瀬町をより活気ある町にしていきましょう！


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