救急対応と個人情報/議会報告

救急対応と個人情報/議会報告
救急搬送の際、患者の個人情報の管理と保護は極めて重要です。島尻消防組合議会の一般質問(R5.10.30)で、組合が扱う個人情報について疑問を投げかけました。
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宮城:救急搬送の時、消防職員は対象となっている患者さんの名前や住所、事故や症状の状況など様々な情報を扱うことになる。これらの情報はどのように取り扱っているか。

組合:当組合が扱う個人情報には、職員の個人的プライバシーに関わる情報や退職者の情報、救急や救助対応で知り得た個人情報がある。これらの情報は、アクセス権やパスワード設定対応したパソコン管理や救急活動記録専用端末で管理。紙媒体については鍵付き戸棚にて保管している。

宮城:当組合管内で発生した救急案件に関する新聞報道があったが、その内容は詳しい個人情報や救急対応が書かれていたが、見解は。

組合:記者からの情報公開請求に対し、個人情報がわからない状態で公開した。記事の内容を鑑み、職員には「情報漏洩の疑いによる注意喚起」の文書通知を行った。警察への相談も行った。
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☝個人情報など漏らしてはいけないものを漏らしてはいけないし、逆に、ミスやトラブルなどが隠ぺいされるようになってもいけません。

☝対住民だけでなく職員間の信頼関係の損害を防ぐためにも、適切な管理が不可欠であると指摘しました。

☝市民町民から信頼される消防組合となるよう、また、地域の安全を守るためにも、議会の立場から取り組んでいきます。


※より詳しい質疑内容は、島尻消防組合HP掲載の議事録でご覧いただけます。
 私の質問は22ページから掲載されています。
https://www.shimajiriss.jp/pdf001/2023teireikai005.pdf


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