公共交通実証実験の成果、どう活かす?/議会報告

3/21に行った3月定例会一般質問から「公共交通~公共交通実証実験」について報告します。
■本町では、公共交通実証実験として「おでかけサポート実証実験」「南部徳洲会バス送迎バス実証実験」を実施しています。これらの進捗状況と今後について質問しました。
町長:お出かけサポート事業実証実験は、令和4年9月開始から令和6年度1月末までの実績が116回の運行で422名の乗車数となっている。南部徳洲会病院送迎バス活用事業の進捗状況は、令和4年12月開始から令和5年12月末まで、1,618名の乗車数となっている。
課長:おでかけサポートは6自治会の利用登録があるが1件は休眠中で、現在は5自治会で行っている。利用自治会が増える傾向がないため、ボランティアドライバーや利用者の意見を聞きながら、また利便性を上げて増やしていきたい。
副町長:町社会福祉協議会から、地域のお年寄りは地域ので面倒を見ていく体制をとっていかないと地域性が薄れていく課題があり、今回のお出かけサポート事業が大変画期的なものだということで注目していると聞いている。

おでかけサポート事業はドライバーはボランティアに頼り、運営も自治会に頼っている。自治会未加入の町民にとっては利用が難しい状況にあります。また、この事業が自治会加入促進につながっておらず、必要としている町民のニーズに対応できてないのでは。
この実証実験の成果を適切に評価し、今後の公共交通政策に反映させることが重要です。今後も引き続き、町民の足となる公共交通の在り方を模索し、提供できるよう取り組んでいきたいと思います。
※おでかけサポートとは(広報やえせより)

※南部徳洲会病院送迎バス活用事業とは

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