議会だより掲載記事、先出し

八重瀬町議会の議会だよりは、年4回開かれる定例会ごとに、閉会後の翌々月に発行されます。
次回の発行は2月上旬の予定です。
編集作業は議会広報常任委員会が担っていますが、一般質問については、質問を行った議員が議事録をもとに記事にまとめ委員会へ提出することとなっています。
1議員あたり1ページの掲載枠ですが、文字数の上限は900文字。質疑すべては掲載できないので、質問を選んで記事にまとめます。
今回は、12月定例会一般質問の掲載記事を先出し、します。
【教員働き方改革の取り組みは→令和6年4月から完全実施】
質問/島尻地区内教育関係者において協議された「島尻教育事務所教職員業務改善推進スタンダード」の内容と本町の取り組み状況は。
教育長/「働き方改革の体制整備」「初任者研修などの教師の資質向上の体制整備」「家庭・地域等との連携、協働、分担の体制の整備等」の3つの観点が挙げられている。事例として「定時退庁日・閉庁時間の設定」「校務支援システムの導入」「グループ担任制の導入」などがある。本町の取り組みは、学校閉庁時間の設定、部活動時間の統一設定など。3学期に試行期間を設け、令和6年4月から完全実施となっている。
質問/放課後や校外活動の見守りについて、「学校との連携が少なくなり、情報共有が難しく、活動の機会が減った」という地区少年補導員協議会の課題について、教育長の考えを伺う。
教育長/子どもたちが悪さをする前提で警備活動することを辞めるよう校長面談で話してきた。現在、町内中学校で卒業式を邪魔する行為はほとんどない。見守り活動を行事だという捉え方はやめてほしい。年中行事にすることは絶対に駄目。卒業式や成人式はお祝いの日であり、本来の姿を目指すために教育がある。もっと身近な見守り、土日でも気になる子供たちには声をかけていくことが大事ではないかと思っている。
【家庭ごみ収集作業、新焼却施設計画に対応を→収集業務は委託事業者ごとに異なる】
質問/収集したごみを公園駐車場や空き地、歩道や路肩へ仮置きし、その後車両を乗せ換えて美化センターへ搬入している状況について、見解を伺う。
町長/収集方法は委託事業者各々に任せており、仮置き場所については管理者の了解を得ていると認識している。歩道や路肩への仮置きについては事実確認の上、指導していく。
質問/新たな焼却施設建設予定地に西原町が検討されている。決定した場合、本町からの搬入距離が遠くなり、委託事業者の収集・搬入作業の負担増が考えられる。収集ゴミを仮置きする集積場所の設置が必要ではないか。
住民環境課長/収集方法は事業者ごとに異なるため、行政で指定することはそぐわない。
質問/ゴミ収集事業者委託料の見直しは行ってきたか。
住民環境課長/これまでに消費税増税や燃料費高騰に対応して改正してきた。単価、収集人口、隣市町の状況を勘案し、精査、委託料を設定している。
【その他の質問事項】
・具志頭歴史民俗資料館、港川遺跡公園の利活用状況について
・こども家庭センター設置について
・スポーツキャンプ受入れについて
・児童生徒数の推移、教育環境整備について
・「人口減少問題に関するアンケート」に対する回答について
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。