町は消滅しない?町長の真意を問う/議会報告

12月の定例会一般質問の議会報告、第2回目は「自治体アンケートに関する町長の政治姿勢について」。
共同通信社の全国自治体首長対象の「人口減少問題に関するアンケート」で、八重瀬町が県内唯一「自治体消滅の危機感は抱いていない」と回答しました。
しかしこの回答に対し、新聞記事を読んだ人から「八重瀬町は危機感がないのではないか」とのコメントが寄せられ、都市計画審議会の発言でも「旧集落地域の高齢化、人口減少の加速が今後懸念される」との指摘がありました。
私はこのギャップに焦点をあてて、町長にアンケート回答の真意を尋ねました。
町長答弁
「現在町政を預かる者として、八重瀬町自体の消滅の危機感を抱く状況でもなく、将来において危機感をもっているとあえて表明すべき事ではない。地域によっては人口減少や空き家の問題、少子高齢化の問題等がないわけでなはいが、町の地理的な優位性や中心市街地の整備、転入者の増加、企業の進出など、八重瀬町は大きな可能性を秘め、魅力的なまちであり、これからますます発展していくという自信に満ちたアピールをすべきである」
町政に対する町長の姿勢、考え方を確認することができましたが、今回のようにアンケート結果だけをみるとその真意は伝わりません。
町HP内「町長室」や、町長自身のSNS等を活用した積極的な情報発信が、地域・町民との連携を深め、理解を得ることができるのでは、と指摘に対し、
町長答弁
「最もな指摘だと思っている。面倒くさがらずしっかりした対応が必要だと思うので、心していきたい。」
今後の取り組みに期待しつつ、私も議会や町政の情報、宮城勝也の取り組み、考えを積極的に発信していきます。
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