監査から見えたこと~島尻消防組合監査

島尻消防組合の監査委員として、備品監査を行いました。

7月25日には、久高島の消防団の備品監査を実施。
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8月10日には組合事務所や消防本部、出張所の備品監査を行いました。
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備品台帳を基に現物を確認し、管理状況や使用状況をチェックしました。また、担当職員から備品の維持管理や必要性についての説明を受ける中で、詳細なヒアリングも行いました。

この調査を通じて、職員が利用するデスクやイス、待機場所の設備の老朽化が顕著であることが判明しました。これにより、消防士たちの労働環境が懸念されるます。備品を長持ちさせ利用することは重要ですが、現状は改善が必要な段階にあるとの指摘も行いました。
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また、出動時に使用するアイスパックを保冷する冷凍機材についても、古い家庭用冷蔵庫が使用されていることが明らかになりました。この問題にも対処する必要があり、議会を通じて改善策を模索していく予定です。

消防車や消防機材に関しては、適切な管理が行われていることが確認されました。これは非常に重要な点であり、備えあれば患いなしという言葉通り、万が一に備えた準備が整っていることを示しています。

今回、初めて久高島を訪れる機会を得ました。そこで、島に住む民間消防団員が消防団詰所やポンプ車の管理、災害時や緊急時の消防業務を行っている状況を知りました。彼らの活動から感じたことは「自分の地域は自分たちで守る」という意識。八重瀬町内各地域にも消防団体制、詰所的設備の整備の必要性を感じました。自分の地域に置き換えて、地域の消防防災体制について考えてみたいと思います。

島尻消防組合は南城市と八重瀬町によって運営されており、その運営費は両市町からの負担金によって支えられています。議会も両市町から議員を派遣し構成され、予算などを審議していますが、予算元は南城市、八重瀬町。

八重瀬町議会においても、島尻消防組合の現状と課題をしっかり伝え議論し、必要な予算をしっかり確保して消防行政を充実させていく必要があります。

最近は、様々な問題でご迷惑ご心配をおかけしてる組合ですが、市民町民の生命財産を守る、安心して頼れる消防となるよう、私も議会議員として、住民の安全を守る使命感を胸に、引き続き地域社会に貢献していきたいと思っています。



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