島尻消防組合がお詫びと対応策を報告 - 救急出動の遅れについて

7月5日、島尻消防署具志頭出張所での救急出動が遅れたことについて、緊急通報の取り扱いに不備があったとして、組合HPでお詫びの文書が公開されました。

※島尻消防組合HPから読む↓
https://www.shimajiriss.jp/news/topics/884/
この問題は一部のニュースでも報じられ、住民の皆さん、そして今回救急要請された方々やその家族にご心配とご迷惑をおかけしたことを、島尻消防組合議会議員としてお詫びします。幸いなことに、当事者への影響はなかったようで、安心していますが、本来は起こってはいけないことです。
7月24日に行われた組合議会の臨時会が終了した後、消防長から組合議会議員に本件の報告がありました。詳細な調査と検証を行い、同じ問題が再発しないように徹底することを決め、議会にもお詫びをしました。
各議員から様々な指摘があり、猛省を求められ、同じような問題が二度と起こらないよう強く求められました。
私も消防行政にかかわる組合議会議員として、以下の点を考えています。
・消防指令センター(嘉手納町にある)と島尻消防本部通信室と各救急隊の通信体制を見直す必要があるか(指令を送った後の出動確認ができているか)。
・いつでも出動できるように訓練を実施し、消防の質を確保・向上する方法はないか。適切な職員数や放送通信設備の機材対応などを見直す必要があるか。予算上の問題はないか。
今回の問題をしっかりと検証し、改善点を見つけ出します。南城市と八重瀬町の消防行政の視点からも、組合議会と八重瀬町議会を通じて、安心で安全な災害に強いまちづくりを進めていきたいと思います。
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