独自のコロナ対策13件、賛成多数で可決

 八重瀬町議会臨時会が開かれました。
 独自のコロナ対策13件、賛成多数で可決

 補正予算では、新型コロナ対策に充てられる地方創生臨時交付金について、
 これまでの事業の実施状況により予算の補正を行い、
 新たに13件の八重瀬町独自の事業が提案され、
 その補正予算案に対し議員1名の反対があり、
 起立採決での可決となりました。

 反対の理由は、交付金のすべてをPCR検査事業に追加せと、とのこと。
 議員によって考え方も主張もいろいろなので何とも言えませんが、
 現実を見て現実的な判断をすべきではないかと、私は思います。
 
 可決した事業は次の通りです。
 1、住民税申告会場感染防止事業/62万円
  受付管理アプリを導入し、申告会場での混雑を避ける。
  イメージ:アプリで受付→時間になったらアプリ通知→会場へ
 2、フレイル予防活動周知事業/50万円
  感染症予防の正しい理解を促し、外出自粛等によるフレイル(虚弱)に
  至ることを防ぐ体操や栄養等の情報パンフレットを作成し世帯配布する。
 3、PCR検査事業/205万円
  行政検査対象外となった方を対象にPCR検査等を実施し感染拡大防止、
  住民の不安解消を図る。100人分。
 4、医療機関感染防止対策助成事業/440万円
  感染拡大防止及び医療提供体制の整備を行う町内医療機関に対し、
  病床数、医療機関別に設定した助成金を交付する。
 5、農作物集出荷支援事業/830万円
  農作物の一時保管用冷蔵庫を導入、出荷調整を行うことで経営安定化を図る。
  導入作業の負担を軽減するためフォークリフトも導入する。
 6、道路台帳電子化委託業務/1,324万円
  道路台帳を確認する際、利用者同士が密な状態となっており、また、
  台帳に触れるたびに消毒を行っている。道路台帳をデジタル化し、
  モバイル端末でも活用できるようにし密な状態を解消、消毒を簡素化する。
 7、学校窓口感染予防対策事業/48万円
  町内幼少中の受付窓口に設置するアクリル板や非接触型体温計、
  血圧計などを設置する。
 8、教職員出退勤システム/311万円
  教職員の出退勤時の密を避けるため出退勤システムを導入。
 9、町立幼稚園感染予防対策事業/170万円
  消毒液、スプレー、体温計など感染予防対策のための消耗品を追加購入。
10、学校給食センター環境整備/626万円
  密をさけ効率的に作業できるよう調理場の衛生環境を整備する。
  食器消毒保管庫、高速ミキサー、スポットクーラーなど。
11、社会体育施設サーマルカメラ設置事業/46万円
  東風平体育館、具志頭体育館入り口にサーマルカメラを設置し、
  来館者に対し非接触で体温確認を行う。
12、パークゴルフ健康増進事業/60万円
  外出自粛など引きこもりがちである高齢者の健康増進を図るため、  
  パークゴルフ施設利用料金の半額を助成する。
13、生涯学習施設サーマルカメラ設置事業/46万円
  中央公民館、具志頭歴史民俗資料館入り口にサーマルカメラを設置し、
  来館者に対し非接触で体温確認を行う。
  
  

同じカテゴリー(■議会のこと)の記事

 
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。