宮城勝也｜八重瀬町議会議員

八重瀬町に新しい学童クラブが2つ、開所しました。場所は、元Aコープ東風平店になります。それぞれ40名の受入れ。町内の学童クラブは合計16クラブで、645名の受入れとなります。



約1年前、学童クラブの待機児童数が130名を超えるという課題が浮上しました。そのため、議会での一般質問などを通じて、この課題の早期解消に向けて取り組んできました。役場も整備計画の見直しに着手し、新しい学童クラブの開所に向けて準備を進めました。

当初は夏休み前の開所が予定されていましたが、物件の捜索から学童クラブとしての使用許可手続き、改装などに時間がかかり、ついに2月26日に開所する運びとなりました。

この間の待機児童に対応するため、「放課後居場所緊急対策事業」を活用し、5月から伊覇公民館、屋宜原公民館、富盛公民館で待機児童の受け入れてきました。

私も10月から支援員として伊覇公民館で働いており、東風平小学校に通う子どもたちと一緒に放課後の時間を過ごしてきました。冬休み期間中は、屋宜原公民館で白川小学校の子どもたちとも過ごしました。

この経験を通じて、子どもたちの言動、流行っていること、学校での過ごし方や宿題の様子などを直接知ることができました。また、保護者との直接的なコミュニケーションの機会が得られ、地域の状況や動向を把握することもできました。これは子どもたちや保護者からの生の声や、地域のニーズを知る上で非常に貴重な経験となりました。

当時、学童待機となってしまった児童、保護者の方々にとっては遅い開所となってしまったことは残念であり、放課後の居場所確保にご苦労されたかと思います。当事者の方やこれから入学を控える保護者、様々な方からご意見ご相談、ご提案の声をいただきました。

この経験、いただいた声を元に、今後も学童クラブ整備、地域における子供の居場所づくりなど、児童たちが安心して過ごせるまちづくりに貢献してまいります。