「登下校の時はマスク外していいよ」

【「マスクは外せる」通知は出されているけど】
近くに誰もいない時、外を歩いている時、「人の目が気になる」とマスクを外せない方も多いのではないでしょうか。日差しが照り付ける暑い中、マスク着用して登下校している児童生徒も多く見かけます。
「登下校や体育の授業時はマスクは外せると文科省から通知が出されているけど、外せない子供たちが多い。学校で適切な指導、対応していただきたい」と保護者の方々から、ご相談をいただきました。
文部科学省は5月24日、6月10日に全国の教育委員会に対して「体育や登下校時はマスクを外して」との通知しました。八重瀬町教育委員会もその通知を受け、各学校長に対し通知を行っていましたが、外せない子供たちが多くいるようです。
八重瀬町議会6月定例会の一般質問で、冒頭に「児童生徒のマスク着用」について所見を述べました。質問通告に間に合わず質疑はできませんでしたが、教育委員会、町長に適切な対応を求めました。
あわせて地域でも「登下校の時は(今は)マスク外していいよ」「〇〇な時はマスク着けようね」と子どもたちに声掛けしながら、見守っていただけたらと思います。
【児童生徒のマスク着用についての所見】
「児童生徒のマスクの着用について、保護者の方から、「適切な着用について体育の授業時には外せるなどとした文科省から通知が出されているが、学校現場での適切な指導、対応していただきたい」という声が届いています。
教育委員会に確認すると、文科省・県からの通達を学校へ通しているとのことでしたが、現場では届いていない状況があるようです。
これから梅雨が明け、暑い夏がやってきます。熱中症の対策としてもですが、マスクの着用は推奨であり、そのことを教職員の皆さんが子どもたちに適切に指導できるよう、教育委員会はしっかりと指示をしていただきたいと思います。
また、総務課コロナ対策班においても、地域住民の皆さんにも同様に通知を行っていただき、不要な偏見や差別などが起こらないような対応をしていただきたいと思います。
福岡市教育委員会が小中学校の給食時間の黙食を「会話を控える」ということから「大声でなければ会話は可能に」と見直した、との報道がありました。
実際、私たち大人の飲食の場面では、現実的に黙食が行われていない中、子どもたちの楽しい学校の給食時間が奪われている、息苦しい環境になってしまっているのではないか。
この点についても、子どもたちが楽しく学校生活を送ってもらうために、そういった判断を教育長、町長は我が八重瀬町でもできるよう、現場を確認しながら求めていきたいと思います。」
【国からのお知らせ】
厚生労働省、文部科学省では下記のチラシを全国教育委員会、学校設置者に対して「学校生活における児童生徒等のマスクの着用について」の事務連絡通知を行っています。
八重瀬町教育委員会でも、各学校長あてに通知しているとのことですが、町民の皆さんにおいても共有・理解していただき、子どもたちへの適切な指導と、健康を守っていただきたいと思います。


※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。