県知事発言、冗談ですむ?

【広がる波紋】
「ゼレンスキーです」「冗談です」
玉城デニー知事の発言に波紋が広がっています。5月25日に開かれた米軍基地問題に関する会議が始まる前に「ゼレンスキーです。よろしくお願いします」、その後に「冗談です」と発言。その後の会見でこの発言について「誤解を招く発言だったことについてはお詫びしたい」と謝罪しました。この件は全国メディアでも報じられ、SNSでも非難の声が相次いでいます。
【冗談ですむ?】
今回の知事発言、皆さんはどのように感じているでしょうか。
なぜあの場で、そして、まさに今困難な状況に置かれている方の名前を「冗談」として発言したのか。その後の会見で知事は「他意もなく言った」と釈明しましたが、非常に軽率だったと言わざるを得ません。
それ以上に、冗談で”すむこと”と”すまない”ことがあることを当然知っているべきである立場の沖縄県知事の今回の発言は、一県民として非常に残念であり今後の県政運営を任せての良いのか、と心配になります。
発言後に少し笑みが見えたのですが、その場を和ませようと思った発言だったのか。"玉城デニー"としてタレント経験があり、そのトーク力が魅力でもある知事にとっては”他意もない””冗談”だったかもしれませんが、時と場所と場面(T.P.O)が欠けた発言であり、知事という立場、発言を軽く考えているのではないでしょうか。知事が、冗談で済むとお考えなら、知事としての資質に疑問を感じます。
ましてや、9月11日は県知事選挙が控えており、立候補予定者が名乗りを上げはじめ、知事の2期目へ向けた対応が注目されている時期でもあります。過去には、当時の県知事発言が大きな波紋を呼び、県政運営に大きな影響を及ぼしました。当時の県知事はその発言についての説明に追われ、その後の選挙では厳しい結果となりました。
今回の発言の真意と今後について改めて知事の話を聞きたいですし、後援団体や県議会においても、知事を質ししっかり対応していただきたいと思います。その上で、私たち県民は誰に県政運営を託すのか、9月の県知事選挙でしっかり正しく判断できる選挙戦としてもらいたいと思います。
【議会は言論の場】
「議会は言論の場」として、議員と執行部はその発言によって議論を戦わせます。八重瀬町議会も本会議や委員会などで町長執行部との議論によって、八重瀬町の発展、町民福祉の向上に向けて取り組んでいます。
議員は選挙で選ばれた町民の代表であり、その発言には大きな責任が伴います。当然、誹謗中傷や不適切な発言してはなりません。私自身、町民の選ばれた議員であることの責任と自覚を忘れてないか、今回の件で改めて自身を振り返り気持ちを引き締めさせていただきました。
八重瀬町議会での発言は、会議録として公開されています。自分の町の議員がどのような発言をしているのか。議会での発言を通じて、その議員の政治姿勢を感じることができると思います。
議会の開催日、発言者で検索することもできるシステムとなっていますので、是非ご活用いただきたいと思います。
『八重瀬町議会会議録検索システム』
https://ssp.kaigiroku.net/tenant/yaese/SpTop.html
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