楽しい祭りと環境保護の両立を目指して

宮城かつや

2024年11月15日 17:38

10月13日に行われた八重瀬町青年エイサーまつりは、町内4団体の青年エイサーや華やかな大花火で、会場全体が一体となった大盛り上がりでした。

私も少年補導員として会場内をパトロールしながら、来場者の皆さんと一緒に祭りを楽しみました。


そんな熱気に包まれた祭りの裏側で、ふと目に入ったのがゴミ箱に積み上げられた大量のゴミ…。

多くの人が集まる祭りならではの光景ですが、ゴミが積み上げられ分別されていない状況をみかけ、環境への配慮がまだ十分ではないと感じました。
※モザイク加工してあります。


一方、10月25日から27日に那覇市奥武山公園で開催されたおきなわ産業まつりでは、リサイクルとゴミ分別が徹底され、エコステーションが設置されていました。

来場者が分別しやすい環境が整っていて、ゴミの管理も見事に行われており、その光景がとても印象的でした。規模は異なるものの、イベント全体でエコへの取り組みがしっかりとされている点はとても参考になりました。


まつりは盛り上がり、皆で楽しむ場であると同時に、こういった場だからこそ環境への配慮が大切だと改めて実感しました。今後も八重瀬町のイベントが持続可能な形で成長していくためには、私たち一人ひとりがリサイクルやエコへの意識を高めていく必要があります。

そのためには、私を含めイベントを楽しむ皆さんの協力が欠かせません。ゴミの分別や持ち帰り、リサイクル資源の活用など、参加者一人ひとりが意識を持つことが、町全体の環境を守る一歩になります。

また、祭りの主催者にも、産業まつりのようにエコステーションを設置し、分別の呼びかけを積極的に取り入れてもらいたいと考えています。

さらに、今、八重瀬町を含む本島南部6市町では、西原町に新しいごみ焼却施設が計画され、八重瀬町にはその焼却残渣を処分する最終処分場の建設が予定されています。こうした行政の取り組みと連携し、八重瀬町のお祭りやイベントが、環境に優しい持続可能なものとして続いていくようになればいいなと思います。

皆さんはお祭りやイベントで、ゴミ分別やエコ活動についてどのようなことを意識していますか?

また、リサイクルやゴミ分別の改善点や、こんな取り組みがあったらいいなというアイデアがあれば、ぜひ教えてください!



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