10月27日に行われた衆議院選挙では、私が応援していたニシメ恒三郎さんが7期目の当選を果たしました。沖縄県内の選挙区では、前回と同じ顔ぶれの候補者が再び当選し、比例区では前職4名と新人1名が新たに議席を獲得しました。これで沖縄県出身の衆議院議員は9名となり、また新たな体制で県民の声を国に届けていってくれることと思います。
今回の選挙で与党が過半数割れとなる中、野党も議席数に変動があり、これからの国会がどうなるか、メディアでもいろいろな見方が出てきています。
11月11日に行われた総理大臣の指名選挙では、引き続き石破茂氏が総理大臣に選ばれましたが、与党の議席が減少した中での再任ということで、国会がどう動くのか今後も注目です。
さて、八重瀬町議会でも議員選挙が終わると、議長・副議長を選ぶ選挙が行われます。町長は町民の皆さんの投票で選ばれるのに対して、議長と副議長は当選した16名の議員による投票で決まります。
議長・副議長にふさわしいと思う議員の名前を書いて投票し、最多得票を得た議員が選ばれるという流れです。同数になった場合には、当事者同士のくじ引きで決まることもあります。
振り返ってみると、私が議員として活動してきた4期の間でも、いろいろな方が議長・副議長を務められてきました。町議会のリーダーを誰に託すのか、そして議会の方向性が決まるこの選挙は、私たち議員にとっても毎回気が引き締まる瞬間です。
私の任期中に行われた過去の議長・副議長選挙結果をご紹介します。
■第3期(平成22年9月選挙)
議長選挙:知念昭則10票、本村繁4票、玉城武光2票
副議長選挙:上原勝彦9票、金城正保5票、神谷清一2票
■第4期(平成26年9月選挙)
議長選挙:上原勝彦11票、金城正保5票
副議長選挙:中村司11票、本村繁5票
■第5期(平成30年9月選挙)
議長選挙:金城秀雄13票、神谷清一2票、神谷たか子1票
副議長選挙:神谷たか子14票、神谷信夫2票
■第6期(令和4年9月選挙、現在)
議長選挙:神谷たか子8票、新垣正春7票、無効票1票
副議長選挙:砂川泰秀8票、神谷清一8票(くじ引きで砂川泰秀が当選)
現在の第6期では、初めて立候補者による所信表明が投票前に行われました。副議長選挙では同数票となり、くじ引きでの当選が決まるなど、これまでとは違った緊張感のある瞬間がありました。
議長・副議長選挙のときに訴えたことが実現できているか、議会全体で振り返りや検証を行いながら、残りの任期(令和6年9月まで)の議会運営に取り組んでいきたいと思います。
引き続き、国会の動きと合わせて、八重瀬町議会についても皆さんに関心をもっていただき、皆さんの声を参考にしながら八重瀬町の未来、まちづくりを一緒に考えていければと思います。
何かご意見や気になる点があれば、ぜひコメントやメッセージでお寄せください!