兵庫県知事選とSNS時代の選挙
2年前の2022年9月。私にとって4回目の八重瀬町議会議員選挙。このときは自転車で町内を回りながら街頭演説をして、その様子をSNSで発信するというスタイルで選挙運動を行いました。
今思えば、かなりの体力勝負でしたが、多くの方に声をかけていただき、自分の思いを直接伝えられる貴重な時間でした。
今年は県議選や衆議院選の応援活動を通じて、選挙運動の新しいトレンドや効果的な方法を学ぶ機会がありました。特にSNSの活用は、もはや選挙運動に欠かせないツールであり、私もずっと力を入れて取り組んでいます。
そんな中、SNSによる選挙運動が選挙結果に大きく影響したといわれる選挙が行われました。
■兵庫県知事選挙で斎藤元彦氏が再選
11月17日に投開票された兵庫県知事選挙では、前知事の斎藤元彦氏が再選を果たしました。この選挙、兵庫県内だけでなく全国的にも注目され、その結果も大きな話題となっています。
今回の選挙の発端は、斎藤知事に対するパワハラ疑惑を含む告発文書。この問題を受けて、県議会では百条委員会が設置され、さらに告発者が命を絶つという悲しい出来事もありました。そして、不信任決議が全会一致で可決され、斎藤氏は出直し選挙に挑むことになったのです。
正直、報道やSNSを見る限り、斎藤氏は非常に不利な状況にあると感じていました。でも蓋を開けてみると、予想を覆しての再選。この結果には私自身も驚きました。外部からは見えない地元有権者の意思が、しっかりと形になった結果だったのだと思います。
今回の選挙結果は、マスコミ報道のあり方にも一石を投じたと言えるかもしれません。報道やSNSが伝える情報が必ずしもすべてではなく、それをどう受け止めるか、どう見極めるかがますます重要になっていると感じました。
■SNSが選挙運動を変える可能性と課題
選挙後、SNSを活用した選挙戦略の成功が特に注目されています。一方で、SNSや報道で流れる情報が本当に正しいのかを判断する力も問われています。今回の選挙の結果は、SNSと選挙運動の新しい可能性と課題を示した選挙だったのではないでしょうか。
私自身も、「何をどう伝えるか」「何が真実で、何を信じるべきか」を見つめ直すきっかけとなりました。
■地元での活動に活かす
この経験を通じて、私自身の活動にも改めて気づかされることがありました。八重瀬町でも、正確で分かりやすい情報を届けること、そして皆さんの声をしっかり反映していくことの重要性を再確認しました。これからも地元のために、分かりやすく、そして親しみやすい情報発信を心がけていきます。
この記事を読んで感じたことや意見があれば、ぜひコメントやメッセージで教えてください!皆さんと一緒に、八重瀬町をさらに良い町にしていきたいと思っています。
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