車と人、人生も交わる交差点~春の交通安全立哨活動~

春の交通安全期間中、屋宜原中央公園前交差点で交通安全立哨を行いました。
今回、屋宜原に住む小学校PTA保護者から「近くに塾、公園、コンビニがある屋宜原中央公園前交差点は、子どもたちの利用も多いが、交通量が多く、なかなか横断できない、引かれそうになる危険な場面もある。安全な横断ができるよう対策ができないか」との相談をきっかけに、役場担当者を含めて現地調査、協議を経て今回の実施。
役場担当者の熱心な働きかけもあって、役場から各課当番制で参加、糸満署交通課からも警察官が参加。保護者のみなさんも仕事終わりに参加し、交差点の四隅すべてのカバーしながら活動。歩行者の横断を見守るだけでなく、通行する車両も交差点侵入前の一時停止や減速する様子も伺えて、今回の活動が交差点を安全に通行することのPRにつながったと実感。
また、交差点の四隅にある植栽に横断する子どもたちが隠れて、ドライバーから見えづらくなっており、交通安全の観点から植栽の刈込や街路樹を移動するなどの対策の必要性も参加者皆で確認できました。行政に早急な対策を要請していきます。
八重瀬町は、国道507号の整備や区画整理事業による宅地開発、商業施設の進出など生活利便性が高まってきた反面、通勤通学の車両だけでなく大型車や観光バスなど商業車両の通行も増加し、この交差点だけでなく、交通安全対策の強化を求める町民の声は多くあります。
町民の皆さんの声や想いを、行政や関係期間・団体とつないだり、共に行動して実現させていくこと。それが議員の役目だと私は考えています。
議員一人、私一人で交差点に立つよりも、皆と一緒にやった方が効果もあるし楽しくできるし。
今回の活動は、参加者同士が交流する機会にもなり、家族や仕事の話、共通の知り合いでつながりがあったり、久しぶりの再会があったり。新しいビジネスや、自治会・PTA活動の活性化など、これをきっかけに、様々な分野のまちづくりに取り組む新しい仲間が増え、新しい楽しみも増えました。
また、活動に参加した地元自治会長から地域の課題と自治会加入が進まない悩みをお聞かせいただきましたが、このような活動を通して、新たにこの地域に住み始めた住民の皆さんとのつながり、交流を深めていくことから始めてはどうか、とお話しさせていただきました。
車と人だけでなく、“人生も交わる”交差点になりました。
今後もこのような地域活動の機会を増やして、仲間と共に楽しみながらまちづくりに取り組んでいきたいと思います。
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