アップデートの時期
島尻郡体育協会の常任理事会に出席、次年度の事業計画などを協議しました。

いつもなら市郡対抗沖縄本島一周駅伝大会が開催される時期で、
島尻郡は3連覇に向けて盛り上がっているはずでしたが、
昨年8月に主催者である沖縄陸上競技協会から、
「規制や交通整理のための人員確保が難しく、選手らの安全面を含め運営が困難」として、
2020年大会の中止が発表されました。
選手だけでなく地域からも残念がる声や、なんとか継続できる方法はないか、などが出ていますが、
「実質的に大会は廃止」とする報道もあり、今後の開催についても明確になってないのが現状です。
一周駅伝大会は、島尻郡体育協会の大きな事業の一つでしたが、
次年度事業計画から削除、予算も減額(費目存知に)としていて、
事業計画の見直しも必要となっています。
今回の常任理事会で、「事業運営適正化推進委員会」の設置と役員が決定しました。
近年の当協会構成町村の厳しい財政状況を鑑みて、
協会組織や運営、負担金の見直しを調査検討する必要があることが課題として挙げられ、
構成町村推薦の職員8名と当協会副会長2名、事務局による委員会となります。
当協会の予算規模は年間およそ2,200万円で、
繰越金を含めてそのほとんどが町村負担金。
平等割と人口割で算出され、
八重瀬町599万円、与那原町433万円、南風原町731万円、
ほか離島町村12万円~65万円。
人口割は、5年に一度の国勢調査による人口数がもとになっていて、
現在、平成27年度の数値に156.51円を乗じた額に均等割を加えた額が負担金。
八重瀬町は27年当時の人口29,066名×156.51円=約454万円。
均等割り145万円を足して=599万円。
次回の国勢調査は来年予定されおり、
現時点の人口は31,150人と増加しており負担金が増額することが予測されます。
オリンピック・パラリンピックが開催され、スポーツで国全体を盛り上げていこうという時期ですが、
これからの時代の合わせたものに見直す、アップデートする時期に来ていると思います。
委員会の審議に大きな期待を寄せつつ、
組織に関わるものとして、なにをすべきかも考えながら、
スポーツ振興、スポーツによるまちづくりを推進していきたいと思います。
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