投票率から振り返る八重瀬町の衆議院議員選挙
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https://www.youtube.com/watch?v=7RiTAWlj1I4
10月31日に行われた衆議院議員選挙。みなさん投票に行かれましたか。
マスコミメディアやSNSだけでなく、みなさんの身近なところでも選挙結果やこれからの政治について、様々に分析されたり話題になっているかと思います。
選挙の結果として当選落選がありますが、もうひとつ、投票率も重要な視点だと思います。
今回の選挙では、沖縄県、選挙区とも前回より落ちていましたが、八重瀬町は0.6%ですがアップしました。
直近の八重瀬町内の選挙の投票率と比較してみると、2018年の議会議員選挙より今回が高い投票率になっています。
緊急事態宣言は解除されたとはいえ、コロナ禍の選挙でこれまでのような大人数を動員しての大規模集会や直接有権者と会う機会も制限され、ニシメ後援会八重瀬支部においては選挙活動の拠点となる支部事務所設置も間に合わず、事務所開きや事務所を拠点とした運動ができなかったことをふまえて過去の選挙投票率と比べると、その影響はそれほどなかったことが言えると思います。
アフターコロナの経済や生活に向けた政策への期待、候補者の西銘さんが現職の大臣としての期待、沖縄の基地問題に対する関心、などなど。それぞれ争点と言われたことが、有権者の皆さんにとって投票行動に結びつくものだったのではないでしょうか。
投票率はそれほど変わらなかったけど選挙結果は全市町村で西銘さんが全勝し得票差も開いたことは、投票された多くの有権者の皆さんが前回とは違った判断をされた。その判断材料は、コロナ前のような選挙活動ができなくても有権者の皆さんに届いた結果になった、とみることができるかと思います。
また、若者の選挙参加、も大きな話題になっていますが、選挙速報番組で見た、当選者が事務所でバンザイをする様子などを見ると、そこに若者が交じって一緒にバンザイするイメージは湧きません。
新型コロナの影響もあり、選挙の在り方が変わったことを強く感じています。
八重瀬町では来年1月に町長選挙、9月に議会議員選挙が予定されています。今回の投票結果、投票率として示された有権者の皆さんの生の声をしっかり受け止め、今後の選挙では有権者の皆さんにより高い関心と参加していただくよう、取り組んでいきたいと思います。
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