今回のテーマは”人員体制”"財政課題"

宮城かつや

2025年02月18日 10:03


2月21日に開かれる島尻消防組合議会定例会。

今回の一般質問のテーマは 「消防組合の人員体制と財政課題の改善に向けた方策」 について。

現場の負担軽減、育児休業と代替職員、訓練時間の確保、予算獲得の工夫など、消防行政の充実に向けた議論を深めます。

消防組合・市町・議会が連携し、住民の安心・安全を守るために必要なことは何か。現場のリアルな声を引き出し、より良い仕組みづくりを目指します!

通告した質問はこちら

1、組合の人員・財政課題とその改善策について

①当組合の組織運営において、職員の配置や勤務体制に課題が指摘されている。現場の消防職員が安心して職務を遂行できる環境を整備することが求められるが、現在の人員体制について、組合としてどのように認識しているのか伺う。

②育児休業の取得推進は重要なテーマであるが、一方で現場の勤務状況や組織運営に与える影響も懸念されるところである。育児休業取得を推進する方針と、それに伴う運営上の課題について、組合の考えを伺う。

③消防職員の業務は、災害対応をはじめとして高い専門性が求められるが、一方で事務部門に関しては、市町職員の出向や専門職の配置などを活用し、消防職員の現場配置を充実させるなど、組織の運営体制を工夫する余地があるのではないか。この点について、組合の見解を伺う。

④予算の関係で、超過勤務手当の上限が定められているため、必要な訓練時間の確保や研修への参加に支障が生じ、現場の勤務体制にも影響を与えていると聞いている。消防職員が十分な訓練を積み、消防力を向上させることは極めて重要であり、勤務実態に応じた適切な待遇のあり方も検討すべきではないか。現状の課題と対策について、組合の見解を伺う。

⑤当組合の運営は市町からの負担金によって支えられているが、現場の実態が十分に市町財政側に伝わっていないことで、必要な予算確保が難しくなっている側面があるのではないか。本日の議論を通じて、組合・議会・市町が一体となり、消防行政の充実に向けた相互理解と協力を進めることが必要と考える。この点について、組合の見解を伺う。



関連記事