2025年の仕事始めは、議会だより掲載記事作成からスタート。
12月定例会で行って一般質問について、議事録をもとに記事を作成しました。
6つの質問項目から悩みに悩んで、今回は
■児童生徒の金融・ネットリテラシー教育
■分煙環境の整備
■固定資産税
この3つを選び、記事にまとめました。
八重瀬町議会の議会だよりでは、一般質問を行った議員一人につき1ページが割り当てられています。
ただし、掲載できる文字数は900文字までと決まっているため、質問を絞らざるを得ません。
議事録をもとに記事を作成しますが、すべての発言を載せることはできず、どうしても要点を切り取った編集になります。
本当は、すべての質問や議論を皆さんにお伝えしたいのですが、紙面の都合でなかなか難しいのが現状です。
そのため、私は2年以上前から議会動画配信の導入を議長に求めていますが、まだ実現していません。
私個人としては、ブログやSNSを通じて情報発信を続けていますが、やはり八重瀬町議会としての広報をもっと充実させていく必要があると感じています。
これからも引き続き働きかけていきます。
少し話がそれましたが、今回の記事を一足先に皆さんにお伝えします!
議会だより本紙は、これから広報委員会での編集作業を経て、2月上旬に発行予定です。
お手元に届いた際は、ぜひご一読ください!
【宮城勝也 議会だより掲載記事/八重瀬町議会12月定例会一般質問】
■町ぐるみでリテラシー教育推進を/商工会と取り組んでいきたい
質問:小中学校における金融・ネットリテラシー教育の現状について伺う。
教育長:保険会社と連携し、金融・保険教室の提案を行っているほか、租税教室やライフプランニングの授業を実施し、サイバー犯罪防止やSNS事故防止に関する講演会を開催している。
質問:経済や企画など行政の他部門とも連携し、町全体で取り組む体制を構築すべきである。商工会とも連携し、町全体でリテラシー教育の推進体制を整える必要がある。経済振興や商工業の発展を含めて取り組めないか。
町長:商工会との連携は重要であり、事業承継などが課題となっている。このような案件を通してさらに連携できれば意義のあることであり、取り組んでいきたいと考えている。事業費負担についても、商工会と話し合いながら進めていきたい。
■町民の負担増に直面する固定資産税/税制上、致し方ない
質問:固定資産税の上昇により、町民への負担が懸念される。税収増の恩恵を感じていないとの声もあるが、町の認識を伺う。
町長:固定資産税の上昇は県内全体で見られる状況である。評価額は国の基準で3年ごとに見直され、税額の上昇は資産価値の向上を示すものである。負担増による負の側面もあるが、地方税制の仕組みであり、致し方ない。
質問:低所得者や高齢者の負担軽減策について伺う。
町長:固定資産税は資産価値に応じた税であり、収入や年齢による軽減は適切でない。十分とはいかないまでも、支援金の給付や所得税・住民税の非課税措置が実施されている。
質問:税収増が町民生活に還元される取り組みは。
町長:固定資産税を含め町税は、歳出予算の一般財源として充てている。認可保育園運営費、 小中学校の教育費、障害者介護給付など、町民生活に欠かすことのできない事業に充てている。
■分煙施設を設置して受動喫煙防止を/喫煙マナーは個人のモラルの問題
質問:今年度予算の歳入に1億1,375万円のたばこ税が計上されている。運動公園など町内施設で喫煙やポイ捨てが発生し、喫煙マナーの悪さが環境を損ね、施設の維持管理費を増大させている。たばこ税を活用した分煙施設の設置が、トラブル回避や環境改善に寄与すると考えるが見解を伺う。
副町長:現在、分煙施設を設ける考えはない。近隣の状況や町民の意見を踏まえ、今後検討していく。喫煙マナーは個人のモラルの問題。喫煙マナーの向上を呼びかけ、ポイ捨てはやめていただくようお願いしたい。