12月19日に行った一般質問「金融リテラシー・ネットリテラシー教育」について報告します。
子どもたちが社会に出るうえで欠かせないスキルである金融リテラシーとネットリテラシー。
これからの時代、学校教育だけでなく、地域全体で支える取り組みが求められています。
質問の背景と意図
近年、金融トラブルやSNSに関連する問題が増加し、児童生徒が正しい知識を身につける重要性が高まっています。
学校での教育にとどまらず、地域や企業と連携して幅広い学びの場を提供する必要があると考え、今回の質問を行いました。
八重瀬町には以下のような地域資源があります。
・地元出身のファイナンシャルプランナーによる教育イベントの開催実績
・FMラジオ局と連携した情報発信プログラムの提案
これをさらに発展させることで、町全体で子どもたちの学びを支える環境が整うはずです。
質問のポイント
・小中学校での金融・ネットリテラシー教育の現状はどうか
・地域や企業と連携した独自プログラムを導入する考えはあるか
・教育委員会の負担を軽減し、持続可能な仕組みをどう構築するか
町内の商工会や企業と協力し、子どもたちのリテラシー向上を町全体でサポートする仕組みが必要です。
これらの取り組みは、次世代の事業継承や担い手育成にもつながると訴えました。
町長・教育長の答弁（ポイント要約）
・学校では、社会科や家庭科の授業、外部講師を招いた授業を通じて金融教育を実施
・ネットリテラシー教育は、SNS犯罪防止の講演などが行われている
・商工会との連携には前向き、町と商工会が協力して教育プログラムを進めることも選択肢の一つ
振り返りと今後の課題
今回の質問で、町長から「商工会とさらに連携して実現できれば意義のあること」という前向きな答弁を得られました。
一方で、課題も見えてきました。
・町としてのビジョンや予算確保の方針はまだ不透明
・学校現場の負担軽減策についての答弁は不十分
・「いつまでにどのようなプログラムを作るか」というスケジュールが示されていない
今後の取り組み
今後、さらに踏み込んだ議論を進めていきます。
・他自治体の成功事例を示し、具体的な計画を引き出す
・町独自のリテラシー教育プログラムの策定を提案
・商工会や企業との連携を進め、事業実現に向けた具体的な取り組み
議会も未来の有権者・次世代の政治家を育てる責任があると考えています。
私も議員として、町民や企業と一体になり、子どもたちを支える教育体制の実現を目指します。
「子どもたちにもっと金融知識を学ばせたい」
「ネット教育を町で進めたい」
皆さんのご意見・ご提案をぜひお寄せください。
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