12月1日発行予定の「八重瀬町議会だより」に掲載される私の一般質問記事を、ブログで先出しでお届けします。
八重瀬町議会では、一般質問を行った議員が議事録をもとに議事をまとめ、広報委員会に提出しています。ただ、議会だより紙面には文字数の制限があるので、約60分間の議論を900文字に凝縮するのは毎回頭を悩ませる作業です。
今回の記事では、9月定例会で一般質問した「公園に屋根付き遊具、日陰づくり」「加配保育の現状」「宜次公民館前の冠水対策」の3つのテーマを取り上げました。
議会だより本紙での詳しい内容は12月1日に発行されますので、お楽しみに!
議会に、議員に、私の活動に少しでも興味をもってもらえたら嬉しいです。
【日陰を増やして快適な公園に!】
質問/雨天時や日差しの強いときにも安心して快適に公園が利用できるよう、屋根付き遊具や大型テントの設置、東屋の増設や樹木による日陰確保よる公園利用促進を図ることについて伺う。
答弁/(町長)長田門原公園では新たに東屋の設置計画が進行中である。遊具に関しては現在、具体的な設置計画はないが、予算面を考慮しながら引き続き検討していく。西部プラザ公園においては、令和5年度に東屋の設置および大型樹木の移設を行い、暑さ対策を講じた。
(副町長)遊具がある場所など人が集まる場所には日陰が必要と考えている。今後、東屋の設置や樹木の植樹まど検討していきたい。
■木陰のある長田門原公園
■屋宜原中央公園にも日陰を!
【加配保育の実施状況は】
質問/加配保育の実施状況について、現在の体制や支援内容を伺う。
答弁/(町長)9月時点で、特別な支援を必要とする52名の児童に対し、32名の加配保育士を配置し、保育を提供している。保育園やこども園に対し、加配保育士の配置や支援児童の数に応じた補助金を交付している。また、心理士が園を巡回して相談や助言、必要に応じた発達検査の実施や保護者への助言を行っている。
(民生部長)補助金が少なく保育士が確保できないという園もあれば、補助金を活用して保育士を確保し児童を受け入れている園もある。この補助事業は町の単独事業として実施しているが、他市町村と比較しても本町の補助額は若干高いと認識している。今後、他市町村の状況も確認しながら、補助のあり方について検討していきたい。
【宜次公民館前道路の冠水、早期解消を】
質問/6月に発生した記録的大雨では、県道82号線の宜次公民館前で冠水が発生し、交通への影響や近隣住宅敷地内への浸水が確認された。これまでも同地点の冠水について指摘されてきたが、どのような対策がとられてきたのか。
答弁/(町長)県道については、県と引き続き協議・調整していく。町の管理道路については、社会資本整備総合交付金で次年度実施設計を行う予定。また、末端の排水路について現在調査検討中となっている。
(経済建設部長)県は側溝やグレーチングの整備を行っており、町では饒波川への流速を高めるため、土地改良区内の排水路対策を講じてきた。引き続き、白川ハイツ側からの流水分散やボックス改修など対応をとっていきたい。
■宜次公民館前を通る県道82号線
【その他の質問】
・不登校・登校しぶりについて
・保育園の年度途中入所、兄弟姉妹入園の対応について
・夏休み期間の子どもの居場所について
・第2次観光振興基本計画が策定されていないことについて
・景観を壊す不動産広告、のぼりについて
・住民説明会等のオンライン配信について