9/24に行った議会定例会一般質問。7項目について質疑しました。今回は「デジタル行政」について報告します。
住民説明会や勉強会におけるオンライン配信の活用
■質問/住民説明会や勉強会において、町民の参加率向上や町民参画のまちづくりを推進するため、オンライン配信を活用することについて見解を伺う。
■答弁/オンライン配信の活用は、リアルタイムでの質疑応答や、後日視聴が可能な録画配信を通じて、町民が自宅からでも参加できる仕組みを整えることで、多くの町民に関心を持っていただくことが可能となる。他自治体の状況も参考にしながら、町民の参画意識を高めるための手法として、今後検討していく。
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町が与那原町と連携して進める「広域学校給食センター」建設に関する住民説明会が7月26日に中央公民館で開催されましたが、参加者は10名程度にとどまりました。
金曜日の19時という時間帯では、子育て世代の方々は関心があっても参加できなかった方が多かったのではないでしょうか。
このような事業説明会や勉強会をオンライン配信で広く公開することで、より多くの町民に関心を持っていただき、町民の声を広く拾い上げる貴重な機会となるはずです。
また、オンライン配信を通じて事業に対する理解が深まり、町民のニーズが反映され、満足度の高い事業運営や事業の成功にもつながると考えます。
さらに、説明会の進行や配信をスムーズに行うためには、専門スキルを持った担当職員の育成も重要です。
説明内容がよりわかりやすく伝わるよう工夫することで、参加者にとって有益な情報提供が実現すると思います。
他自治体では、議会中継や選挙候補者討論会のインターネット配信が進んでいますが、本町議会ではまだ議会中継が実現していません。
オンライン配信の取り組みを行政が積極的に進め、行政も議会も町民に開かれた八重瀬町行政を目指していきたいと思います。
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電話対応の効率化とデジタルツールの活用
■質問/電話対応による時間コストを削減するため、メールやLINEなどのデジタルツールの活用について、見解を伺う。
■答弁/現在、町ではホームページやLINEを通じて一部の行政手続きを行えるようになっているが、今後さらに拡充していく予定である。電話対応が必要な業務や内容を整理・分析し、よくある質問や手続きに関する情報をまとめて公開することで、電話問い合わせ件数を減少させ、電話対応への依存度を下げていく必要があると考えている。
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私自身、役場からの電話連絡を受けることが多いですが、折り返し対応となると二度手間になることが多々あります。
LINEやメールなどのデジタルツールを活用することで、時間を節約し、迅速な対応が可能になると考えています。
私たちの日常生活では、電話よりもLINEなどのツール活用が主なコミュニケーション手段となっています。
デジタルツールの活用は、職員と町民双方にとって効率的なコミュニケーション手段となり、業務の効率化にもつながります。
今後、町全体のサービス品質向上に向けてデジタルツールのさらなる活用を期待しています。
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Google検索に表示される八重瀬町の情報について
■質問/Google検索で「八重瀬町」を検索すると、町外の観光地である「おきなわワールド」「玉泉洞」「ガンガラーの谷」などが表示されているが、これについて町の見解を伺う。
■答弁/Google検索の際に表示される情報は、Googleの「ナレッジグラフ」というシステムに基づいている。このシステムは、ユーザーの位置情報やウェブ上のデータをもとに、八重瀬町周辺の観光地が自動的に表示される仕組みである。そのため、町外の有名観光施設も表示されることがある。町としては、地域の観光資源やイベント情報を積極的に発信し、検索結果でも八重瀬町の魅力がしっかりと伝わるよう、今後も認知度向上に取り組んでいく。
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Google検索で八重瀬町が正しく認識されていない現状は、町の魅力発信における課題です。
町外の観光地が表示されることで、八重瀬町の独自の魅力が伝わりにくいと感じます。
今後は、町内の観光資源やイベント情報をより積極的に発信し、正確な情報提供を通じて八重瀬町の認知度を向上させていくことが重要です。
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デジタル化の推進により、町民とのコミュニケーションや行政手続きがより効率的になり、八重瀬町の魅力を効果的に発信するための基盤が整うことが期待されています。
今後も、デジタル技術を活用して町民参画を促進し、あなたと行政がつながって、より良い町づくりを一緒に進めていきたいと思います!