自然冷媒ガス実証実験に注目!/議会報告
3月21日に行って3月定例会一般質問から「温暖化対策~県内最速の実証実験」を報告します。
八重瀬町は、脱炭素・脱フロン・電力40%削減の自然冷媒ガス実証実験を行っています。昨年12月には、南の駅やえせとぐしかみこども園の空調設備のガスを自然冷媒ガスに交換し、効果を測定しています。その状況について質問しました。
町長:空調設備を使用しない冬季シーズンのため電気料削減の結果は出ていない。交換後の電圧、電流の測定では、南の駅やえせでは37%、ぐしかみこども園では38.4%削減となっている。
副町長:空調設備を利用する夏場における効果を測定し、良い成果が出れば、他の町内公共施設への導入を検討する。
※南の駅やえせ空調設備、自然冷媒ガスへの交換作業の様子
この取り組みは八重瀬町が県内で最も早く実施したものであり、既に複数の自治体から視察を受け入れています。八重瀬町がこの事業のモデル地区としてPRし、地球温暖化対策やSDGsに積極的に取り組む自治体としてのアピールも可能です。
早期の導入は削減効果の増加につながり、その分を他の事業への予算活用や町民への還元に役立てることができます。
温暖化対策は地域全体での取り組みが必要不可欠です。八重瀬町での取り組みを強く推進して地球環境の保護とあわせて、電気料削減による税負担の軽減から予算を教育や福祉など他の事業に活用し、さらに住みよいまちづくりに貢献していきたいと思います。
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