12月に予定されている八重瀬町議会定例会。
年4回開かれる定例会で行われる一般質問に今回も質問通告させていただきました。
一般質問は、議員自身が質問を作成、通告し、町長、役場側と議論していく、「議員の花形の仕事」とも言われています。八重瀬町議会の場合は、発言できる持ち時間は30分。町長側の答弁と合わせるとおよそ60分の議論は、議員が主役となって議論します。
議員自ら選挙で訴えた政策実現や皆さんからいただいたご意見ご提案などに応えるための場として重要な機会ですが、一般質問が行われるのは3月、6月、9月、12月に開かれる議会定例会のみで、年4回、4年の任期中に16回しかその機会はありません。
私は議員に初当選した時から質問を欠かしたことがなく、今回で通算50回目の一般質問になります。
今回は「町長の政治姿勢」「教育行政」「ごみ行政」「文化行政」「子育て行政」「スポーツ・観光行政」の6つをテーマに質問を通告。
質問を行う日程は今後開かれる議会運営委員会で決定されますが、それまでの間、調査研究、質疑シミュレーションをしながら「良い質問をして「良い答弁」を引き出せるようしっかり準備していきます。
【一般質問通告内容】
1,人口減少問題に関するアンケートについて
全国自治体を対象とした「人口減少問題に関するアンケート」において、本町は「自治体消滅の危機感は抱いていない」と回答しているが、その理由について伺う。
2,教育行政について
①島尻地区内教育関係者において協議された「島尻教育委事務所教職員業務改善推進スタンダード(案)」について、その内容と、本町における取り組みについて伺う。
②部活動の地域移行、教職員の働き方改革が進む中、児童生徒の放課後や学校外活動の見守り、防犯、交通安全、健全育成活動が重要となってくる。町、教育委員会の取り組みについて伺う。
③令和5年度施政方針「学校運営協議会(コミュニティースクール)導入計画を促進」するとしているが、進捗状況を伺う。
④令和6年度の児童生徒数の見込みは。教室数など教育環境は十分整備されているか。
3,ごみ行政について
南部広域行政組合が進める新たなごみ焼却施設の建設場所について、西原町から当町内地域が推薦されていることに関連し、現在の搬入先である東部環境美化センターから遠方になる可能性があり、今後、収集作業および町内衛生環境に対する影響が想定されることから、下記について質問する。
①一部の収集運搬委託事業者は、収集したごみを公園駐車場や空き地、歩道や路肩へ仮置きし、その後車両を乗せ換えて美化センターへ搬入している状況について、町の見解を伺う。
②八重瀬町制となってからの収集運搬委託事業者数、委託契約料金及び家庭ごみの量の推移について伺う。
4,文化行政について
①令和5年度施政方針において「具志頭歴史民俗資料館及び港川遺跡公園の利活用の促進を図る」としているが、その取り組み状況について伺う。
②「文化の振興を、観光の振興と地域の活性化につなげ、これによる経済効果が文化の振興に再投資される好循環を創出すること」を目的に令和2年5月、文化観光推進法が施行された。同法に対する本町の見解、取り組みについて伺う。
5,こども家庭センターについて
改正児童福祉法により、市区町村は妊産婦、子育て世帯、子どもへ一体的に相談支援を行う機能を有する機関「こども家庭センター」の設置に努めることとなっている。本町の取り組みについて伺う。
6,スポーツキャンプについて
①今年度予定されているスポーツキャンプ及び関連事業について伺う。
②メディアを含む関係者やファン、サポーター、見学者が町内に訪れることから、町内消費、観光振興が期待できるが、商工会や観光物産協会など関係機関との連携、受け入れ体制について伺う。