「ヌヌマチガマ」「ぷらっとやえせ」の指定管理者に町観光物産協会
平和学習で多くの学生が訪れる「八重瀬町戦争遺跡公園」(字新城)と、観光地域交流宿泊施設「ぷらっとやえせ」(字具志頭)の新たな指定管理者に八重瀬町観光物産協会が指定されました。
4月27日の議会臨時会で「協会が管理運営することで施設の更なる観光活用、地域交流を図るとともに、協会育成につなげる」として議案が提案され、採決では議員全員の賛成起立で可決しました。
八重瀬町戦争遺跡公園。丸で囲んであるエリアが管理範囲。
観光地域交流宿泊施設「ぷらっとやえせ」
戦争遺跡公園はこれまで、町観光商工課がヌヌマチガマへの入郷予約や施設管理を行ってきましたが、4月の役場組織改編により観光商工課が廃止され、町観光物産協会へ引き継いだ形になります。
ぷらっとやえせは、観光拠点施設「南の駅やえせ」と合わせて日本総合整美株式会社が指定管理者となっていました。令和4年度までの指定管理契約でしたが、ここ数年のコロナ禍の影響も含め施設を十分に運用できていなかった課題もあり、また、町観光物産協会の事業拠点として運営したい町の方針もあったことから、指定管理期間1年を残して解除し、今年度から町観光物産協会が指定管理をすることとなりました。
議案質疑の中で私が求めたのは、「観光は365日、24時間を動いている産業。利用者に対する柔軟な対応」。協会会長を務める副町長から「利用を促すルールづくりをしていきたい」と答弁がありました。
町観光物産協会には、これまでも多くの利用者が訪れ八重瀬町の観光資源として実績のある両施設をさらに活かし、協会の運営基盤強化を図りながら、アフターコロナを見据えた新しい時代の八重瀬の観光まちづくりにつなげてほしいと思います。
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